2010年4月29日木曜日

『球体ピアノ』

胸の奥鍵盤白黒黄色赤
薄紫色探してるふたり
球体ピアノ眠り醒める
ルードヴィヒさながら
覚める覚めるライオン
ころころ空中へ浮いた
ああほら巨人がくれた
純白機会仕掛けの両翼



ぼくは神官の女の子と話をしていた
連なる山に囲まれた砂漠のど真ん中
忘れられたような聖地に優しい記憶
彼女はぼくに何を言おうとしてる?
ぼくはがりがり痩せこけて心は砂さ
おぼろげにみえる山脈はおかあさん
象たちが生涯を終えに行くというよ
はばたく象の羽と同じ仕組みなのさ
ああぼくはおまえと会話がしたいよ
羽よ羽よ空中の痕跡よ砂漠に降る雪
おかあさんおかあさん教えておくれ
彼女はぼくに何を言おうとしてる?



星がみえたらなづけよう
星がみえたらきみの名前
星がみえたらとなえよう
星がみえたらきみの名前
星のない街に雪降る様に
星のない街に夢見る様に
星のない街に星描く様に
星のない街にきみの名を























































































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